生体力学・解剖学
IAP(腹腔内圧)の真実
症状
重い物を持つと腰が抜けそうになる。コルセットを手放せない。
考えられる原因
腹腔(お腹の中の空間)の圧力が低く、脊柱を内側から支えられていない状態です。単に「腹筋(表面の筋肉)」が弱いのではなく、「横隔膜・骨盤底筋・腹横筋」が連動して風船のように膨らむ機能が低下しています。
確認
息を吸った時にお腹だけでなく、背中や脇腹も360度膨らむか(ブレーシングができているか)を確認します。
今できること
仰向けになり、お腹と背中に空気を入れる練習から始めます。コルセットは補助として使い、最終的には自前の筋肉でコルセットを作れるようにします。
復帰
正しいIAPを獲得すれば、重い重量を扱ったり、急な動作をしたりしても、腰椎はガッチリと保護されます。
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